5月5日はこどもの日。
子供の健康と幸せを祈って、お祝いする日です。

鯉のぼり、鎧兜などを飾りますよね。

鯉のぼりは滝を登り切った鯉が龍になって天に昇っていった、という伝説から「我が子も困難に負けずたくましく育ってほしい」という願いが込められています。

鎧兜は武家社会であった鎌倉時代から身を守るお守りとして飾られるようになりました。
(梅雨の前に武具に風を通し、虫干しする意味もあったようです)

この時期に食べられるのが、「柏餅」や「ちまき」など。

柏餅は、柏の葉が新しい葉が出るまで落葉しないことから、家系が途切れない・子孫繁栄を象徴する縁起物。

ちまきは、奈良時代に中国から伝来し、当時都があった奈良から関西・近畿をはじめとし、西日本一帯に広まっていきました。

主に柏餅は東日本、ちまきは西日本、という風に広まっていきました。

さらに、この時期に旬を迎える食材がもう一つ!

1日に数㎝、10日で数十㎝、ピーク時には1日1mも伸びるという「たけのこ」です。

このたけのこの成長速度やまっすぐ伸びていく様子などから、「大きく成長できる」とされ、縁起物になっています。

また、竹は病気に強く、めったに枯れないことから「強い体になる食べ物」としても広まりました。

そんな旬のたけのこを使って、「たけのこご飯」はいかがですか?

<たけのこご飯の作り方(2合分)>
☆材料☆
・米 … 2合
・ゆでたけのこ … 120~150g
・油揚げ … 1/2枚
・木の芽 … 少々(あれば)
【味付け用】
・だし汁 … 300ml
・しょうゆ … 大さじ2と1/2
・みりん … 大さじ2と1/2

☆作り方☆
① お米を研いで浸水させておきます。30分~1時間程度。
② たけのこを切ります。
穂先は繊維に沿って5mm幅で縦切りに。
根本は繊維を断つように5mm幅のいちょう切りに。
大きさはお好みで。
③ 油揚げは5~6mm四方くらいのみじん切りに。
④ お米をザルにあげて水切りし、炊飯器の内窯に移します。
味付け用に用意した、しょうゆ、みりんを加えてから出汁を加え、サッと混ぜます。
⑤ 油揚げとたけのこを加えて、普通炊きで炊きます。
⑥ 炊きあがったら全体を混ぜ合わせ、茶碗に盛ります。
お好みで木の芽を散らして、出来上がり!

 

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