通常、食品にはおいしく食べることができる期限の「賞味期限」と、
期限を過ぎたら食べないほうが良いとされる「消費期限」があります。
お米は野菜などと同様に生鮮食品として扱われており、食品表示法では、
生鮮食品の一部を除き賞味期限・消費期限の表示義務はなしとされています。
賞味期限や消費期限の表示は加工食品に記載するもので、
お米はその代わりとして米袋には、米ぬかを取り除いた日である、「精米時期」が記載されています。
お米の新鮮さは、精米されてからだんだんと落ちてしまいます。
いつまでお米をおいしく食べられるかは、季節や保管方法などによっても変わってきますが、
目安は1ヶ月程度です。精米時期からどれくらい過ぎたか「精米時期」で確認するとよいでしょう。
これって食べても大丈夫? 状態の悪いお米について
日本の夏は高温多湿のため、保管には特に注意が必要です。
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お米を研ぐと割れる
お米を研ぐと割れてしまう場合は、お米が乾燥し過ぎて劣化してしまっている状態で、味が落ちてしまっていると考えてください。
食べられないわけではありませんが、炊き込みごはんやチャーハンにするなど、白ごはん以外の食べ方がおすすめです。
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変な匂いがする、色が変わっている
お米の匂いをかいだとき、カビくささや酸っぱい匂いを感じたら、お米が傷んでしまっている場合が多いです。お米が長期間空気にふれて酸化して油っぽい匂い(ヌカ臭)がすることがあります。
また、黄色や茶色、黒色に変わっているお米は、何らかの原因でカビが生えてしまったと考えられます。このようなお米は、手触りがしっとりしていたり、くっついて塊になっていたりします。
カビが発生してしまった場合は、食べないようにしましょう。表面だけでなく、内部にも菌糸が繁殖している恐れがあるため、洗浄しても食べることはおすすめできません。
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虫がわいている
お米には虫がわくこともあります。虫を取り除けば食べられますが、お米に卵を産みつけて傷んでいる可能性が高いです。お米につく虫は人体には無害とされています。虫が混入しても、被害が小さい場合は取り除けばお米を食べることができます。
しかし、人によってはごくまれにアレルギーを起こすこともありますので、もし心配な場合は食べない方がいいでしょう。
いずれも保存方法が悪いと早くにこのような状態になってしまいます。
今一度お米の保存方法を見直してみてください。
お米の保存には「唐辛子」
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